シティサイクルでもロードバイクでも、公道を走るうえで必要最低限の装備があります。急な事故に遭ってしまった場合に身を守ってくれるので、付けていれば最悪の事態を免れる確率がぐっと上がります。
ヘルメット
定番かつ着用義務があるヘルメット。最近は努力義務と表現されているようですが、着用するorしないとではもしもの時の結果が雲泥の差です。自動車に弾き飛ばされたり、接触して転倒した時に頭を守らないとどうなりますか?頭部を強打したりアスファルトで擦って皮膚を裂傷したりします。
それらをある程度軽減してくれるのがヘルメットです。近い距離だから、面倒くさいからで敬遠せずに着用しましょう。
※努力義務とは、「~するよう努めなければならない」などと規定されているが、違反しても刑事罰や過料などの法的制裁を受けない。
ja.wikipedia.org/wiki/努力義務
サイクルグローブ
グローブ着用もおすすめします。素手の場合だとハンドルのブラケットに汗が付いてべったりします。次回乗るときにメンテナンスしておかないと汗のベタベタが残ったままになってしまいます。
また、手の甲を擦り傷から守ってくれます。狭い道や山道を走る時、木の枝やもしかしたら危険な出っ張りがあり手に接触して気づかないうちにケガをしていた…なんてことも有り得ます。
さらにサイクルグローブには手のひら部分にクッション加工が施されているので、ロングライドの手の疲れを軽減してくれます。
アイウェア(サングラス)
自転車業界ではサングラスをアイウェアと呼びます。
スピードが出ると風や砂粒が目に入りますしこれからの季節は虫が目に入ってくることもしばしばあります。
また太陽光が眩しいので視界の確保には不可欠です。サイクリングでは景色を楽しむ走り方もありますが、常に状況判断しているのは目から入ってくる情報、視覚が大部分を占めます。全体の軽量化や曇りにくい仕組み、ノーズパッドの最適化による着用時のストレス軽減も追求されているので、一口にサングラスと言ってもサイクリングに適した物を選ぶならアイウェアを。
リンク:RUDY PROJECT アイウェア | RUDY PROJECT JAPAN(ルディプロジェクトジャパン) (rudyproject-japan.com)
どの装備もサイクリングを快適にする為に必要な物である
仮にヘルメットもグローブもアイウェアも無い状態で走ると、最大限に楽しめないでしょう。安全を確保し、向かってくる危機を防いでくれる頼もしくデザインも豊富な装備を身に着けて快適で楽しいサイクリングライフを!